AES-67と相互運用性の未来

AES-67のネイティブサポートを提供するQ-SYSエコシステム

最近では、すべてのインテグレーター (さらに言えばメーカー) が、インストールしてサポートするさまざまなシステム コンポーネント間のプラットフォームの相互運用性を顧客に提供したいと考えています。デビッド・フラー,シニア 新製品開発担当ディレクターは、「残念なことに、業界内での主流の認識は、「独自の」システムが他のプロトコルやテクノロジーとの相互運用について閉鎖されているというものです。これは単に事実ではありません。」

QSCのQ-SYS™プラットフォームは、一般的なIT標準に準拠し、既製の汎用イーサネットスイッチで機能するように設計されています。そのネットワーク プロトコルである Q-LAN は、世界中の IT プロフェッショナルが他の TCP/IP ネットワーク ベースのシステムですでに理解しており、サポートしているのと同じレイヤー 3 ネットワーク プロトコルを使用して音声を転送します。さらに、エコシステム全体の検出、監視、リアルタイム診断、制御も提供し、当社の製品エコシステムをサポートする独自のプロトコルでなければならない理由を説明しています(この点については申し訳ありません)。ただし、Q-LAN は技術的に「独自の」ものですが、Q-SYS は Dante、AVB、CobraNet、および近日中に AES67 などのエッジ ネットワークのサポートを提供します。 

「私たちは、AES-X192(AES67)運営委員会に(チャーターメンバーとして)参加し、AES67の採用においてメディアネットワーキングアライアンスの他のオーディオメーカーと協力することで、相互運用性の未来に向けて次の一歩を踏み出すことを決意しました。」Audio Engineering Societyによって開発されたAES67は、今日の商用A/Vプラットフォーム間での相互運用性を可能にするように設計された真にオープンなネットワーク層プロトコルです。この急速に登場した規格は、ライセンス料を必要とせず、既存の独自システム間に透明性をもたらし、オーディオトランスポートの相互運用性のためにシステムをネットワーク化できるようにする予定です。